2021年アクセス数ランキング発表!

2021年もあかぎ通信をたくさんご覧になって頂きありがとうございました。 さてここで2021年年間アクセス数トップ3の発表です! 
栄えある1位は~~~ 

  2021年8月 「タラヨウ」 執筆者はY係長!

「郵便局の木」ともいわれるタラヨウの葉を”葉書”として郵便屋さんに届けてもらった、というお話しでした。本当に届けてくれるのですね!

ああ

副賞として林長から球磨焼酎などがプレゼントされました!


続きまして2位は~~~

2021年6月 「椎葉の道あるある」 執筆者は片山でした!

ふもとの球磨郡から椎葉村に毎日通勤しているのですが、山深い場所ならではの常識やよくある出来事など、これまで知らなった色んな面白いこと(や大変なこと)をぜひ紹介したいと思ってまとめました。構想に5日くらいかけた力作です。2位となって光栄です!

この日はリモート参加だったので、プレゼントは後日頂きました。よこい処しいばやさんのお蕎麦でした!!

そして3位は~~~~

2021年3月 「守りきれなかった植林地」 執筆者は技術職員のNさんでした~!

宮崎演習林のあるあたりはシカの食害が甚大で、造林地もネットをはっても中に入られて造林木が食べられてしまいます。。その深刻さを伝える内容でした。このあたりはかなりの大面積で皆伐が頻繁に行われていて、そこをネットで囲って、メンテナンスしながら造林木を守って育てる、ということが本当に出来るのか、不安になってきます。。



プレゼントは基山サービスエリアお土産セット(博多もつ鍋セットと長崎カステラ?)。いいですね~~!



4位以下は次のとおりです。
→雪の積もった椎葉の森や凍った滝の写真がありますよ!

→これは組織票でしょうか・・・笑

→毎月のブナの実の様子が見れますよ。

→宮崎演習林で密生していたスズタケ(ササの仲間)はもうほとんど失われました。過去の写真との比較やいろんなタイプの動物防除柵を紹介しています。

というわけで、2021年アクセス数ランキングでした。2022年も頑張ります!応援、よろしくお願いします!!

Rolling Stones

 寒波が過ぎ、宮崎演習林はいささか気温が上がっています。先週までは地面が凍り付いて一部の作業や路面補修が不可能だったのですが、急に緩んだようです。九州山地の冬は氷点下の気温も珍しくないですが、天気が良いと日中は10℃くらいまで上がることもあります。最低気温と最高気温の差が大きく、特に日向の南~西斜面では夜間と日中で地面の凍結と融解が繰り返されます。


冬季の法面土砂の掘削の様子。地表だけ凍って庇状になっている。


その結果、生じるのが落石です。落石の原因は降雨・降雪、強風、凍結融解、地震などありますが、宮崎演習林の冬では主に凍結融解が原因の落石が頻発します。岩の亀裂や層理にたまった水分が凍結融解を繰り返すことで氷の楔が岩を砕いていき、日中に融けて支えを失うことで下方に落下していくのです。



凍結融解による落石の例

 落石は車両の通行の妨げになるため、その都度除去します。人力で動く程度の落石は良いのですが、大きな落石や道いっぱいに広がった土砂は重機で取り除くことになります。

 一方、夏季は大雨や台風の際に、雨水や強風によって落石が発生します。冬の落石に比べると土壌や樹木なども巻き込んで落ちてくることが特徴です。



大雨で落ちてきた崩土を取り除く


稀に意外な場所に落ちてくることも


先日は九州地方で強めの地震が発生しました。念のため演習林内の巡視を行いましたが、幸い森林や林道に被害は有りませんでした。しかし、妙に落石が多いようでした。先週、重機を使って林道の落石を片付けたのですが...どうやら地震の揺れとその後の雨で氷が解けて落ちてきたようです。こうして山の岩が砕け、最終的には海に至り再び堆積していくのだなとしみじみ思いました。



地震で発生した?落石

2022.1.25 NT


氷の造形

先週の御神の滝です。縁の方に少し凍った部分がある、という様子でした。
去年の今頃は滝全体が凍り付いていました。それを思うと今年は比較的穏やかな冬のようです。


滝が凍るところまではいかなくても、日陰で水がしみ出している場所には、大きなつらら、氷の柱やカーテンができます。
痛そう

立派なつららを見ると、今でも折りとって振り回したい衝動(氷の剣!)にかられます。刺激したら上から降ってきそうなのでやりませんけど。



沢の早瀬、水しぶきを浴びる岩陰に美しい造形が見つかります。






この季節の見慣れた光景でもありますが、立ち止まって眺めていると時間を忘れます。


2022.1.19 市橋

続・青空

   直前の投稿「山頂と空の青さ」と同じ日同じ場所の津野岳登山です。この日は本当にいい天気で,こんな気持ちのいい日に山登りが出来るなんて贅沢な仕事…と言い合いながら楽しく登山しました。外気は0.5℃というのに太陽さんがあたっている場所はポカポカで,質の高い昼寝が出来たことはいうまでもありません。大層心地のいいある日でした。

前投稿記事3枚目写真を撮る姿を撮る 左奥:市房山 中央右奥:霧島連山
 
アセビの花芽と青空   津野岳山頂直下

  2021.12.22 sa

山頂と空の青さ

宮崎演習林では3か所で気温を測定していますが、そのうちの1か所が演習林で1番高い山、津野岳(江代山)です。年2回、津野岳に登って気温を測定している機器のデータ回収や電池交換、メンテナンス作業などを行っています。

つい先日、その気象関係の業務のため津野岳に行ってきたのですが、とても天気のいい日で気が付けば空の写真を大量に撮っていましたので、1部を紹介します。 

中腹から尾根を目指した時もふと青空が目に入ります

尾根から山頂へ

奥にはうっすら霧島連山らしきものも

山頂から頭上を撮るときれいな色合い

たまには空を見上げてのんびりすることで、コロナ渦のストレスも緩和できるかもしれませんね。

ちなみに肝心の津野岳の温度はなんと0.5℃!今後ますます冷え込みが続くと、年明けには例年-10.0℃程度まで下がります。寒さにはみなさんもお気を付けください。



                         12/17(金)山内(耕)


九州大学企画部長一行来演

  令和3年12月9日(木)~10日(金)に本学・企画部長、企画課、農学部等財務課ほか一行が、宮崎演習林視察のため、来演しました。

 実際に宮崎演習林内に入ってもらい、 獣害対策や公開講座での森づくり体験の様子の説明及び、人吉試験地での被災から災害復旧までの状況を説明しました。

 

獣害ネットの説明

公開講座の森づくり体験の説明

林内視察

林内で記念撮影

2021/12/16吉本

奥球磨の霊峰、市房山の初冠雪

最近めっきり寒いなあ、と思っていたら、市房山に雪が降りました。 
つい先日まで、秋真っ盛りだったのに、月日の経つのは早いものだと、しみじみと思いました。

真ん中のギザギザした山の山頂が少し白くなっているのが分かるでしょうか、、、。

ちょうど1か月前に、市房山に登った時は、紅葉真っ盛りでした。
その時の様子をご紹介します。


まずは、登山道の入り口です。2020年7月4日の豪雨で破壊された橋がまだそのまま残っています、、、。


市房神社の参道です。1000年近く生きていそうな巨大なスギが迎えてくれます。


こちらは最近倒れたと思われるスギの巨木です。こういうこともあるのですね。


参道が終り、いよいよ本格的な登山道になってきたところで写真をとりました。
枯れ木も山の賑わい、とはこのことですね。


山頂付近の様子です。演習林内の三方岳や、球磨の白髪岳の山頂と同様、かなり衰退した森林のようです。ブナは少なかったような、、、。


約3時間ほどで、山頂に到着しました。割と斜度のある登りが続き(平坦な道が少ない)、なかなかの登山でした。
せっかく山頂に来たのですが、ちょうどガスが出て、何も見えませんでした、、、。やれやれです。


諦めて下山します。お馴染みのアセビの森が山頂付近にもありました。


下山の途中、霧が晴れて、綺麗な景色を、樹木ごしに少し見ることができました。
紅葉がとてもきれいでした。写真には残していませんでしたが、日本庭園のように美しい場所もありました。


登山道の途中にある市房神社です。ひっそりとした佇まいです。こんなにも山の中腹にあるとは思いませんでした。途中まで車で来れるとはいえ、維持管理がとても大変そうです。


登山道入り口にあるキャンプ場のロッジです。とてもよさそうなので、暖かくなったら、ぜひ泊まってみたいです。もちろん冬も営業しているのでしょうが、寒いのはどうも苦手でして、、、。

車で球磨盆地から宮崎演習林に出勤する際、毎日のように拝んでいる市房山に、ようやく登ることができました。とても素晴らしい森と景色(おそらく)で、また近いうちに登りたいと思います。

2012.12.8 TK