演習林内の林道を補修しています。
アスファルトやコンクリートで舗装されていない演習林の林道は、日々メンテナンスしないとその機能を維持できません。
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| 排水管の詰まり除去 |
それでも激しい雨風にさらされると壊れてしまいます。
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| 法面の崩壊と倒木 |
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| 排水管が詰まり、流水によって削られた道路 |
教育研究活動の基盤となる林道を管理していくことも、演習林技術職員の仕事の一つです。
演習林での教育研究活動が少しでも円滑・安全なものになるよう、適切な管理に努めたいと思います。
nanki
あかぎ通信は九州大学宮崎演習林の職員が,日々演習林での仕事の様子や出来事などを公開するページです. あかぎとは,宮崎演習林内に多く生息するヒメシャラと言う樹木の方言です. みなさまのご来演をお待ちしています.
今回は少し趣向を変えて、椎葉あるあるを紹介しようと思います。ご存知のとおり、椎葉村は人口2500人弱、人口密度5人弱の山深い村です。ですので、車の運転事情も都会とは大きく異なります。そこで、椎葉の道でよく起こる、でも、都会ではあまり起こらない色んな事を紹介したいと思います。
あるある① どの車にだれが乗っているかだいたいわかる。
あるある② 知り合いとすれ違うときには、「プッ」とクラクションであいさつ。おかげさまで、プッ、という最適クラクションがうまくできるようになりました。慣れないと、「ブーーー!!」となり、威圧しているように聞こえてしまいます。
あるある③ 国道がとても狭く、離合困難箇所が多い。例えば下の写真は、通勤路で私が一番嫌いなゾーン。側溝があるので寄りすぎると脱輪してしまう。。離合する場所までの距離が遠いので、泣きながらバックします。離合できる場所がわずかな幅のときはさらにつらいです。
あるある④ 脱輪事件は数年に1度は誰かが起こす。ちなみに今年、既に私が起こしました。国道から事務所に入る道がとても狭く、急かつ登坂で、ちょうど向かいから車が来たのでバックしようとすると脱輪して大変な目にあいました、、(そのときは、近所の人と演習林技術スタッフの力により、大事には至りませんでした、、、)
あるある⑤ 集落の人が乗った車とすれ違うときに止まるように合図され、何かと思うとほうれん草をくれたりする。ありがとうございます~!
あるある⑥ だいたいどこかで道路工事をしていて通行規制がある。通れる時間を逃すと大幅に遠回りする必要がある(だいたいプラス30分くらい)ので、1日の行動の中に通行規制が組み込まれるようになります。
あるある⑦ 道が崩れて、工事が始まって、工事している最中にやっぱりまた道が崩れて通れなくなる。でもだいたい数日で通れるようになる。
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| すぐに通れるようになりました~! |
あるある⑧ 工事のダンプ車など、大型車とすれ違うのが恐怖。最近、トラック10台隊列が土砂運びを毎日4往復していて、それらのトラックと離合困難な場所ですれ違わないかドキドキします。向こうは隊列なので、こちらがバックするしかありません。あまり考えてもストレスになるのですが、やはり毎日、すれ違わないように祈っています。。(ちなみに今朝は11台とすれ違いました。ちーん)
あるある⑨ 工事現場で交通整理している人の顔を覚える、そして、その現場が終わって見なくなったと思ったら、違う工事現場で再会する。去年だけで3回ほどありました。意外な現場で交通整理したりしているので、とてもびっくりして、なんだか嬉しくなって声をかけたくなります。(かけませんが、、)
あるある⑩ 道に大きな石が落ちていてパンクしてしまう危険がある。今年、やってしまいました、、私の前方不注意だったのですが、思いっきり大きな石を結構なスピードで踏んでしまい、バーストこそしなかったものの、そのまま運転しているとアクセル踏んでも加速しないし、なんかハンドルが右に傾くなあ、と思い、停車して確認すると前輪左側のタイヤが見事にパンクしていました。私はタイヤ交換ができないのですが、時間的に技術職員がとおるはずだと期待して待っていたら、数分後にちょうど通りかかり、タイヤ交換してもらい、難を逃れました。街中であればJAFに来てもらったらいいのですが、こういう場所では自分で処理できた方が良いので、このあと、タイヤ交換講座を開いてもらいました。。(ちなみにパンクしたタイヤは、数週間に購入した新品のものでした。。涙)
あるある11 車窓の景色が素晴らしい。季節ごとにいろんな花が咲いて、標高も200mー1000mを通るので、季節のうつろいが標高によって違うのがまた素晴らしい。ついこないだまではウツギやエゴノキ、ユキノシタ、イワガラミなどの白い花が咲いていて、また季節がひとつ巡ったなあ~、と実感することができます。シカはもちろん、アカヤマドリ(鳥)、アナグマなどにも会えます。ヤマセミを一度だけ見ましたが、大感激しました!というわけで、車窓からの風景をぜひ楽しんでください!
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| 車窓からとてもきれいに紅葉を見ることができます |
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| 市房ダム沿いのサクラは熊本でも有名みたいです |
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| 市房ダムは冬になると霧がでてきます |
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| 右が市房、左が津野岳です。多良木からの景色です。 |
以上、椎葉の道あるあるでした。
| ヒメシャラ(ツバキ科) 雨に濡れると半ば透き通るようです |
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| (左上)サルナシ(マタタビ科),(右上)テイカカズラ(キョウチクトウ科),(左下)スイカズラ(スイカズラ科),(右下)おまけでマタタビの葉(マタタビ科) マタタビは花の季節に葉が白くなります. |
例年より早い梅雨入りですが、ここ2週間は比較的良い天気が続いたので学生さんの野外調査の手伝いに行ってきました。調査地は三方岳の山頂に近いブナ林です。元々はスズタケというササが繁茂していましたが、シカによる食害でスズタケが消滅した事で土壌侵食が深刻化している場所です。
今回は成長錐でブナの木材コアを採取しました。成長錐は錐を人力で樹幹にねじ込み木材を得るための道具で、樹木を伐り倒さずに樹齢を調べたり木材の分析をするために有効です。今回は20㎝程度の長さのコア採取で事足りるということでわりとスムーズに試料採取ができました。
この花の正体はツクシイバラ。熊本県レッドデータブックで絶滅危惧種II類に登録されています。熊本県球磨郡錦町では保護活動が行われ,球磨川河川敷に広がる群生地を見ることができます。河川敷の花たちは昨年7月の水害にも負けず,今年もたくさんの花を咲かせています。
球磨盆地ではすでに庭先で満開になっているものを見かけますが,事務所のあるここ宮崎県椎葉村大河内では,ようやく咲き始めたところです。満開写真も追って掲載しますのでお待ち下さい。
| 満開になりました 2021.6.2 |
4月になり、新緑が目立つ時期になってきました。
宮崎演習林の事務所と作業場のある演習林内は標高差が400m~500mほどあります。 事務所周辺と林内の気温差が2℃くらいあるので、新葉の付き具合や、花の散り時が変わってきます。
2,3週間ほど前の話ですが、車で事務所と林内を往復している時に、ふと、「30分程度の移動で、本来は1ヶ月弱くらいかかる季節の変化を感じることができるのってなんだか不思議で面白いなぁ」と感じました。
| 4月中旬まで林内ではサクラが咲いていました |
| 林内は新芽が開いていない木も多いです |
| 同日でも標高が下がると新緑が広がる |
| 上では桜が咲いている中、下では早くもフジの花が |
よく考えればなんてことない当たり前の出来事なんですが、その日からいつもより注意深く周りの展葉に目を向けると、ある日から急に展葉が進んでいることを実感してびっくりしました。
宮崎演習林に来て3年目に入りますが、まだまだ新しい出来事でいっぱいです。今後もより森林・植物を観る目を養っていこうと思います。
山内(耕)