実りの秋

 今年は全国的に猛暑が続き,皆さんも暑いおもいをされたことでしょう。10月に入り,ようやく朝晩が冷え込むようになり,木々の紅葉も始まりつつあります。

今回は「実りの秋」をご紹介します(写真をクリックすると拡大表示されます)。

なお,これらの写真を含む情報は,宮崎演習林ホームページのデータベース「生物リスト」でご覧になれます。

 2023.10.20 kubota

ミヤマシキミ(ミカン科)

イヌザンショウ(ミカン科)
良く知られている「サンショウ」は刺が対生で,葉や果実も香りが強く,料理に使われますが,本種の「イヌザンショ」は刺が互生で,葉や果実も香りが少ない。

サルトリイバラ(サルトリイバラ科)
西日本では葉は団子を包むのに用いられる。

サルナシ(マタタビ科)
キウイフルーツの仲間で果実は香りが良く,生食のほか,果実酒に用いられる。

ミヤマガマズミ(ガマズミ科)

コバノガマズミ(ガマズミ科)

ムラサキシキブ(シソ科)

クサギ(シソ科)

ツリバナ(ニシキギ科)

ツルマサキ(ニシキギ科)

ツルリンドウ(リンドウ科)

ヤマノイモ(ヤマノイモ科)
地下の多肉根は晩秋に掘り食用にするほか,珠芽(むかご)は炒ったり,ご飯に炊きこむと美味しい。