100m×100m(1ha)の調査地で、胸高周囲長15cm以上の木本の、樹種と胸高周囲長を計測・記録しています。
今回は5回目の調査なので、ほとんどの木に個体識別用のタグがつけられ樹種同定も済んでいます。
胸高直径の計測以外に生き死に、傷や折れなどの有無を確認しタグの調整をするだけですが、1ha約1000本を計るのに職員4人で2日かかりました。
見通しがよく、歩きやすい地形だったので、早い方でしょうか。
ここは2005年に調査が開始され、2008年に2回目、その後は5年おきに調査が実施されています。
5年かけて大きくなっている木もあれば、ほとんど成長していない木、枯れてしまった木もあります。
もちろん、新規に3cmを超えてくる木も。
樹種には偏りがありそうです。同様の調査地がここ以外に2箇所あり、うち1箇所は環境省のモニタリングサイト1000の準コアサイトにもなっており、データも公開されています。
モニタリング1000以外のサイトも手続きを行えば、データは利用可能です。2023/10/20 nanki