来年の2月末にもう一つ学生実習が残っているとはいえ、宮崎演習林で行われる夏季の学生実習はこれが最後になります。
24日の1日目は15時ごろに演習林に到着、実習の目的や降雨による土壌の浸食メカニズム、研究例などについての講義を受講した後、恒例のBBQで親睦を深めました。
2日目はさっそくフィールド調査です。降雨によって流れ出る土砂量の計測、林内雨と林外雨の量の違い、土壌サンプリング等を行いました。
フィールド内に設置された土砂量計測用のバケツ。全部で34個のバケツがあります。 |
バケツ内部の様子。思ったよりリターがたまっていたみたいです。 |
特殊なカメラを使って林冠を撮影する学生。何かの儀式にも見える... |
見渡す限り真っ白でした。 |
ブナなどの樹幹流が激しい樹種は根の露出も著しいようです。 |
真剣に話を聞く学生たち。 |
午後は1日目のフィールド調査の解析作業のため内業。22時半頃までかかったようです。
雨の日は一般的にはマイナスなイメージがありますが、雨が降っていたため実際に樹幹流が流れる様子を観察できたので、一概に悪いとも言い切れないですね。
2019.9.27 山内 (耕)