源流の地

象徴的な風景です。

 場所は宮崎演習林第28林班、広野山(1272m)の山頂直下。
稜線の左側がキレット状に崩れているのが分かります。
一ツ瀬川を挟んで対岸を望むと、高塚山(1290m)の稜線が大きく崩壊しています。

九州脊梁山地の只中にあり、一ツ瀬川の源流に位置するこの地域は、高標高で急峻な地形です。
それに加えて多雨地帯なので、水害、土砂災害の多発地でもあります。
そのため、例年、梅雨~台風時期になると災害は身近なものとして警戒されています。

上掲の写真、災害の爪あとではありますが、少し視点を変えてみましょう。

誰もが小学生の時、理科の授業で習ったと思います。
日本の国土は、山地からの土砂を川が下流に運び平野部と海岸線をつくった、と。
眼前に広がるのは、源流域が崩れ、川がその土砂を下流に押し流す、まさにその景色です。
その最前線を目の当たりにしている、そう思うと感慨深いものがあります。

椎葉村大河内、源流の地に宮崎演習林はあります。
                           (2019.05.16 D.O)

三方岳登山

 4月16日、宮崎演習林の教員・技術職員+学生で三方岳に登ってきました。
24林班から登り始め、23-24林班界沿いの尾根を登ること2時間くらい、三方岳(1479m)の山頂に到着です。4月半ばといえど、このあたりは標高が高いのでまだ展葉していませんでした。


標高の高いところには立派なブナが生えています。そして、大きなブナの枯死木も多いです。。。このあたりはもともと、林床はスズタケで覆われていたのですが、シカの食害の影響で林床は何もないか、シキミか、アセビしか残らないようになってしまいました。


山頂付近はアセビ天国となっていました。
アセビの花が咲き乱れていました。花はとってもかわいいです。

 昼ごはんを食べたあと、31-32林班界の尾根をゆっくりと下りました。(予定していた道とは違ったらしい。どおりで下りてからの道のりが長いと思った!笑)その尾根は、コウヤマキ、ヒメコマツ、イチイといった多彩な常緑針葉樹の生える道でした。


この特徴的な樹皮、なんだか分かりますか?答えはナツツバキです。このあたりではヒメシャラが多いのですが、ヒメシャラの仲間のナツツバキはそれほど多くはありません。カゴノキに似ていると思いましたが、全然違いました。。。

帰りの尾根に見たヒメコマツ

ヒメコマツのこどももたくさんいました。地面一体がコウヤマキのリターで覆われていました。

 2019/4/23 Katayama

秋のライトセンサス調査を実施しました


11月後半にライトセンサスによるシカの生息数調査をおこないました
演習林では春と秋の年2回、この調査を実施していて、
シカの生息数の増減の動向を把握しようとしています。
今回は3日間で13頭をカウントしました。
シカ以外にムササビを目撃しました。
頭かくしてシッポかくさず状態のムササビをご覧ください。
2018.12.03 チョウ

スポットライトを照らしてシカを捜索
シカの親子を見つけました
木の上にムササビを発見!
木の裏に隠れたムササビ、しっぽがチラリ

夜の昆虫調査を実施しました


今週、宮崎演習林では夜の昆虫調査を実施しました。
ミヤマクワガタをはじめ、多数の蛾がライトに集まってきました。
この調査によって演習林周辺にどのような種類の甲虫が生息しているのか調べています。今回の調査では13種類の甲虫を採取することができました。
2018.10.05チョウ


 

春のライトセンサス調査を実施しました


ライトセンサスによるシカの生息数調査をおこないました!
夜間、ライトを照らして林内のシカを探します!
夜行性のシカの目はライトの光を反射するので、
夜間でもシカを見つけることができます。
この調査を長期的に続けることで、
シカの生息数の増減の動向を把握しようとしています。

今回の調査では、シカ以外にカモシカ、モモンガ、ムササビやウサギなどを目撃しました
                                                                               2018.05.16 チョウ
スポットライトを照らしてシカを探します
ニホンジカ
ムササビ
キュウシュウノウサギ
ニホンモモンガ