宮崎演習林では野生動物をモニタリングするため,カメラトラップによる撮影を実施しています。今回はニホンジカ(Cervus nippon)の成長について,ご紹介します。
この3枚の写真は,上から5/13,6/11,7/08に撮影したもので同一の雄成獣と思われます。 5/13は灰褐色の冬毛ですが,7/08には明るい茶色で「鹿の子模様」の夏毛に変わっています。次に注目したい点は,「袋角(ふくろづの)」です。シカの角は毎年生え変わり,年齢を重ねるに連れ枝分かれし,立派な角に成長していきます。袋角は皮に覆われ,中には無数の血管が通って角に栄養を与えているため,角はグングン成長して大きくなります。3枚の写真では56日間の袋角の成長を見ることができました。これからもモニタリングを続けていきます。
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