冬の始まり

12月も半ばになり,椎葉もめっきりと寒くなってきました.

2週間くらい前まで,まだ紅葉も残っていたのですが,

11月10日の大藪川沿い
今年は11月に入ってからきれいに色づきました

落葉樹はもうすっかり葉を落としています.


よく晴れた日には森の中まで光が入ります.夏の森とはまた違い,すっきりとした気持ち良さがあります.

林道の水たまりは午後遅くなっても凍っていました

事務所近くの木の枝に,柔らかそうな綿毛玉が並んでいました.


タカネハンショウヅルというクレマチスの仲間,周りの植物に絡み付いて伸び広がる,つる植物の一つです.そのうちに飛び立ってどこかに種を運んでいくのでしょう.

近くで見ると羽毛みたい

秋にこんな花を咲かせます
慎ましいタイプのつる植物

秋の終わりごろから,テントウムシが冬ごもりの場所を求め,事務所や家の中にまで集まってきてます.

網戸のサッシの隙間などにはもっとびっしり集合してますが,写真は遠慮しました

暖房を入れて暖かくなると,部屋の中を歩き回り飛び回ります.こちらとしてはテントウムシくらい別に良いのですが(何かが少し違うとこれが全部カメムシになってもう少し困る),そんなことでは冬を越す前に力尽きるのでしょう.何かした方が良いのだろうかとぼんやり考えながらそのまま静観しています.

手に乗るとかわいく思える

そろそろ本格的な冬になります.

2019.12.13 市橋