4月16日、宮崎演習林の教員・技術職員+学生で三方岳に登ってきました。
24林班から登り始め、23-24林班界沿いの尾根を登ること2時間くらい、三方岳(1479m)の山頂に到着です。4月半ばといえど、このあたりは標高が高いのでまだ展葉していませんでした。
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標高の高いところには立派なブナが生えています。そして、大きなブナの枯死木も多いです。。。このあたりはもともと、林床はスズタケで覆われていたのですが、シカの食害の影響で林床は何もないか、シキミか、アセビしか残らないようになってしまいました。 | |
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山頂付近はアセビ天国となっていました。 |
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アセビの花が咲き乱れていました。花はとってもかわいいです。 |
昼ごはんを食べたあと、31-32林班界の尾根をゆっくりと下りました。(予定していた道とは違ったらしい。どおりで下りてからの道のりが長いと思った!笑)その尾根は、コウヤマキ、ヒメコマツ、イチイといった多彩な常緑針葉樹の生える道でした。
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この特徴的な樹皮、なんだか分かりますか?答えはナツツバキです。このあたりではヒメシャラが多いのですが、ヒメシャラの仲間のナツツバキはそれほど多くはありません。カゴノキに似ていると思いましたが、全然違いました。。。 |
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帰りの尾根に見たヒメコマツ |
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ヒメコマツのこどももたくさんいました。地面一体がコウヤマキのリターで覆われていました。 |
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2019/4/23 Katayama