山を歩いていると、時々樹木の驚異的な生命力を目の当たりにすることがあります。
今回は自分のフォルダを漁っていたら見つけた3つの写真を紹介しようと思います。
まずはこちら。
ヒメシャラでしょうか。幹の片側が完全に消失していますが、その上部反対側から新しく幹が伸びています。
続いてこちら。
まだ若い樹木ですが、石の上に根付いています。 恐らく、苔の上に落ちた種子が発芽し、石の割れ目から根を伸ばしたのではないかと思いますが、過酷な環境に見えます。
こちらはちょっとわかりずらいですが、中央の明らかに死んでいるように見える大きな株の上から、株より少し細めの苔むした幹が伸びているのわかるでしょうか。
歩いていると見逃がしてしまいそうな、ちょっと変わった木々ですが、樹木も生きていると意識して観察すると違った世界が見えてきそうです。
2020.06.01 山内(耕)