多国籍チームで調査

6月の梅雨の真ん中に、女子チームで調査してきました。今回は日本人2人(私とD2)、韓国人1人(M1)、フランス人1人(インターン)の多国籍チームでした。

修士学生の研究テーマは、土壌侵食を起こす最も重要な要因を探ることです。ササがあると、土壌を守る落葉(リター)が保持されたり、ササの根っこによって土壌が流れにくくなっていたり、侵食を起こす雨滴のエネルギーが小さくなったり、そもそも雨の量自体が減ったりするので、土壌侵食はおこりづらくなります。でも本当に何が一番大切なのかは分かっていません。

例えば、土壌を守るリターさえあれば土壌侵食が発生しない、ということであれば、土壌侵食を止めることは簡単かもしれません。でも、雨滴エネルギーの低下が一番大切だとすると、対策はなかなか立てづらいです。

そういうことを考えるためにも、どういう要因が最も大切なのかを知る必要があります。

ということで今回は、ササがある場所とない場所で、土壌侵食を測る箱や杭などを設置してきました。今後のデータが楽しみです!

あ
侵食された土壌の量を測ります。


 ついでと言ってはなんですが、せっかくフランスから椎葉まで来てくれたので、御神の滝に行ってきました。フランスと韓国の学生は、ヒルをみたことがないと言っていたので、御神の滝に行けば必ずヒルがつくから!と言って行ったものの、対策の効果か全くヒルがつかず(ある意味)残念!と思いきや、そのあと私だけ足から血が出ていて、やっぱりヒルにやられていました。。。(ヒルはもういませんでした。)


ついでに宮崎演習林の石碑も行きました。




夕飯はフランス料理、韓国料理、日本料理とこちらも多国籍!とても楽しい1週間でした~!!



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Katayama